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転職面接の流れは?面接時のマナーや注意事項を紹介

転職面接 流れ
この記事で解決できるお悩み

・転職面接の流れとは?
・転職面接のマナーは?

転職を考えた時、どうしても不安をぬぐえないのが面接ではないでしょうか?「ノックのやり方をどのようにすればよいのだろうか」という、普段では気にも留めない単純な行動の一つ一つが気になって仕方無くなるのが面接ブルーというものです。

ここでは、そんな悩みを少しでも緩和できるよう、転職時の面接の流れについてお話していきたいと思います。

目次

面接時の基本的なマナー

面接時の基本的なマナー

転職時の面接で注意しておきたいマナーについて説明します。「面接日前日から会場につくまで」「面接会場に入るとき」「面接開始から終わるまで」の各ポイントを押さえてご紹介するので、是非目を通してみてくださいね!

面接日前日から会場につくまで

まず、ポイント第一弾は、前日までの準備から当日会場につくまでに、気を付けておきたい注意事項をお話していきたいと思います。

①第一印象は大切に

②持ち物の準備はしっかりと

③到着は10分前に

④スマホの電源はオフ

⑤要件はハッキリ伝える

①第一印象は大切に

面接日当日の服装を、当日の朝になってから用意する人はなかなかいないと思いますが、あえてポイントとしてご紹介しておきます。第一印象はとても大切で、その評価で採用されるかどうかを大きく左右すると言っても過言ではありません。

スーツやシャツにシワがついたままの服を着ていくと、だらしないイメージを与えてしまいますし、髪型も整えられておらず、ボサボサのままだと、本当に面接を受ける気持ちがあるのかすら疑われかねない状況になりかねません。

そのため、身だしなみは面接の第一印象を決める大切なポイントであることをしっかり心得、当日慌てずに済むように、前もって準備をするようにしてください。

②持ち物の準備はしっかりと

面接時に忘れてはいけない書類などの準備は抜かりなく出来ているかを、当日を迎えるまでに確認しておく必要があります。以下の物は不必要でも必ず揃えて、念のため当日持って行くことをオススメします。

・履歴書や職務経歴書(書き込み済み)

・運転免許証などの身分証明書

・印鑑(シャチハタでも可)

・筆記用具やメモ帳

・ハンカチやティッシュ

・腕時計

・自分の予定がわかるもの

なお、前もって履歴書は持ってこなくて良いと言われていた場合でも、当日になって提出を求められる場合もあるので、必ずカバンの中に入れて、持って行くようにしてください。

③到着は10分前に

企業に訪問した際の受付での受け答えや立ち居振る舞いも、すでに面接の一部です。面接会場に到着するのに好ましい時間は、約束した時間の10分前と言われています。面接開始の5〜10分前には受付を済ませるように心掛けてください。

もし、どうしても遅刻しそうな場合は、必ず早めに企業の担当者に電話をかけ、遅れる理由と到着できそうな時刻を伝えるようにしてください。理由が正当なものなら、面接官のスケジュールが空いている限り、面接を受けさせてもらえる可能性は残っています。

④スマホの電源はオフ

必ず企業に到着する前に、スマホの電源はオフにするようにしてください。もし、面接中に着信音が鳴れば、面接官に悪いイメージを与えてしまうばかりではなく、集中して面接を受けられなくなった場合、相手にとても失礼です。

面接が終了してからも、道路に出るまでは、必ずスマホの電源は切ったままにしておくのがマナーです。また、受付や控室なら大丈夫であろうと、待機中にスマホを触るのもマナー違反です。待機中は姿勢を正して静かに待つようにしましょう。資料に目を通しているのもよいです。

⑤用件はハッキリ伝える

「面接開始の予定時刻」「来社理由」「自分の名前」「担当者名」をハッキリ受付で伝えるようにしてください。

転職面接の流れ

転職面接の流れ

企業に到着し、いざ面接会場に入るときのポイントについてご紹介していきます。以下の2パターンが考えられるので、どちらの場合でもすんなり対応できるように、しっかり頭に入れるようにしてください。

①面接官が後から入ってくる場合

②面接官が先に座っている場合

それでは各項目について、詳しく見ていきましょう。

①面接官が後から入ってくる場合

基本的に、面接官よりも先に部屋に案内された場合は、椅子の下座に立って待機するようにしてください。もし、案内された際に、椅子に座っておくように伝えられた場合は、座っていてももちろん構いませんが、面接官が現れたら立って挨拶するようにしてください。その後、面接官に「どうぞ」と言われてから、座るようにしてください。

ここで大切なポイントは、面接官の到着前に椅子に座っておく場合、カバンなどは椅子の横に置き、履歴書などの必要書類は、机の上に出して、先に並べておくようにしてください。

②面接官が先に座っている場合

まず、部屋のドアを3回軽くノックし、入室の許可が出たタイミングで、部屋のドアを開けて挨拶と共に、入室します。挨拶する際は、面接官の目をしっかり見て、視線を合わせながら、笑顔で「失礼します」と伝えるようにしてください。

その後ドアを両手で静かに閉め、面接官の前に用意されている椅子の下座に立ち、軽く挨拶をし、許可があれば着席するようにしてください。その時、男性は足を広げすぎないように座り、女性は足を揃えて座ることを心がけ、背中は背もたれに付けないように意識して、姿勢を正して座るようにしてください。

荷物は椅子の横に置きましょう。

面接開始から終わるまで

面接官を前にしたとき、緊張する人も多いと思いますが、ポイントを押さえて、悪い印象を与えないように心がければ大丈夫です。では、実際にどのようなポイントがあるか項目ごとに説明していきます。

①面接中の姿勢

②メリハリを意識して伝える

③募集内容の確認と待遇の確認をしっかり行う

④面接官への質問で入社への意欲をみせる

それでは、各項目について詳しく説明していきます。

①面接中の姿勢

面接中は常に正しい綺麗な姿勢を保たなければなりません。面接中の姿勢にはマナーがあり、そのマナーを守らないと「態度が悪い」「意欲がない」とみられてしまいます。面接中の姿勢についていくつかポイントをあげますのでしっかりと確認してくださいね。

・あごを引いて視線をまっすぐにして面接官を見ましょう。

・座席に深く腰掛け、背もたれを使わず、背筋をまっすぐに伸ばします。

(背もたれから握りこぶし一つ分離れた位置がベストポジションです)

・膝とつま先を前に向けます。

・手の位置は、女性は太ももの上で重ね、男性は軽く握って太ももの上に置きます。

面接中に面接官が和やかな雰囲気で話しかけてくれる場合がありますが、姿勢は崩してはいけません。だんだん緊張が解れてきたとしても、常に正しい綺麗な姿勢を保つことを忘れずに面接に臨んでください。面接練習や普段の姿勢から意識するとよいでしょう。

②メリハリを意識して伝える

面接官は応募書類に目を通しています。面接中にも手元に書類がありますので、提出した履歴書と同じ内容を話すのはナンセンスです。応募書類に書いた内容を淡々と話すのではなく、経歴や持っているスキル・経験などに焦点を絞って話をするようにしましょう。

また、前職の退職理由などを聞かれた場合はポジティブな理由で話すようにしましょう。成果や表彰歴はエピソードとして具体的に話すとアピールポイントになります。「ステップアップの為の転職である」ことをしっかり伝えましょう。絶対に以前の会社の愚痴は言ってはいけません。

また、話し方のポイントは、話が長くならないように簡潔に答えることを心がけましょう。結論から話したり、伝えたいポイントを明示すると面接官も飽きずに聞いてくれます。

話をする声のトーンはいつもより上げて適度に身振り手振りを交えて話します。もぞもぞ話すのではなく、面接官にしっかりと届く声の大きさを心がけてくださいね。

③募集内容の確認と待遇の確認をしっかり行う

面接官から募集の内容や組織体制、仕事内容の説明や確認があります。ここでしっかりと内容を確認しましょう。質問事項があれば、メモを取っておくのも良いでしょう。面接官からの説明をしっかりと確認しないと、入社が決定した後に「知らなかった」とトラブルが起こってしまうかもしれません。

④面接官への質問で入社への意欲をみせる

最後に「なにか質問はありますか?」と聞かれることがあります。入社への熱意や思いをアピールできる大切な時間です。面接官への質問で、気を付けておきたい注意事項をお話していきたいと思います。

・「特にありません」はNG

・深入りしすぎて答えづらいような質問をしない

・面接官が話した内容について重ねて質問しない

この注意事項を守らない質問をしてしまうと、一気に印象が悪くなってしまうことも。仕事内容や職場環境について聞くと良いでしょう。また「入社までに学んでおいた方が良いことはありますか?」等の質問は、意欲や熱意が感じられて好印象です。

入社への熱意や思いを面接官に伝えることのできるチャンスですから、気を緩めることのないようにしましょう。

面接終了後退室時

面接終了後、座ったまま「本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。」と面接官の顔を見ながら丁寧に伝えます。その後、椅子のわきに立ち「ありがとうございました」とお辞儀をしてもう一度伝えましょう。ドアまで行き、面接官を見ながら笑顔で「失礼します」とお辞儀をして退室します。最後まで気を緩めず面接会場を去りましょう。

また、会社からも速やかに去ります。面接会場を出ても、どこから見られているか分からないので気を抜きません。素早く身支度を整えて会社を去りましょう。

まとめ

転職の面接の流れや注意事項・マナーについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?自分自身をその会社に相応しい存在であるとアピールすることが大切です。決して転職理由をネガティブに伝えずに、ステップアップの転職であることを伝えましょう。この記事で紹介した内容を大事にして、面接にのぞんでくださいね。『転職の面接対策は何をする?準備からよくでる質問まで徹底解説!』では、面接対策に関して解説しておりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。あなたの転職活動が成功しますよう、少しでも参考になれば幸いです。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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