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転職時の履歴書に貼る証明写真について詳しく解説!書類選考を通過する写真とは?

転職 証明写真

転職時の履歴書に貼る証明写真について詳しく解説!書類選考を通過する写真とは?

転職活動の際は履歴書が必要となります。

履歴書には顔写真が必須とされているのがほとんどです。

どんな写真を貼ればよいのか。NGはあるのか。面接官はどこを見ているのかを解説します。

目次

採用担当者の第一印象は実は履歴書の顔写真

履歴書の顔写真は採用担当者が一番最初にあなたの顔を見る機会となります。

面接の前に既に顔写真で第一印象が決まってしまうのです。

もちろん、面接で実際に話してみないとわからないことが多いですが、

その面接に呼ばれるかは履歴書で決まってしまいます。

履歴書の顔写真は自分の魅力が伝わるよう準備したものにしましょう。

証明写真はどこで撮るべき?写真館がよいのか

証明写真は写真館やコンビニや駅にあるスピード証明写真でも撮ることができます。

最近ではスマホで自撮りもできます。

転職活動時の証明写真を用意する際は、写真館またはスピード証明写真で行うのがオススメです。

自分で撮るのはあまりオススメできません。角度や明るさ、サイズ等の調整が難しいためです。

確かに自分で撮るのが一番安いですが、履歴書用の証明写真は採用担当者が第一印象として見るものでもあるので、ここはしっかりと投資した方がよいと思われます。

最近はスピード証明写真でも美肌や美白に見せるオプションがあったり、データとして取得できるものもあったりするので、あまりお金をかけたくないならスピード証明写真で撮影しましょう。

写真館で撮るのは、「どうしてもきれいに写真を撮ってほしい」「見た目を重視される職業に応募する」方のみでもよいかと思われます。

履歴書の顔写真で注意する8つのポイント

転職活動時の履歴書用の写真を準備する際は下記の8つのポイントに8つのポイントに注意しましょう。

・証明写真として撮影すること

・写真のサイズ 縦4.0㎝×横3.0㎝

・撮影した時期 3か月以内髪型が大きく変わっていない

・背景の色

・アングル・姿勢

・裏には名前を記載する

・表情

・服装

1つずつ詳しく見ていきましょう。

証明写真として撮影すること

基本的なことですが、「証明写真」として撮影した写真を履歴書に貼ってください。

コンビニや駅にあるスピード証明写真でも、写真館でとったものでも構いませんが

「証明写真」として撮るというのは重要です。

当たり前のことですがプリクラやプライベートで撮影した写真はサイズや背景がふさわしくないものが多いので

証明写真として撮ることが大切です。

写真のサイズ

履歴書用の証明写真のサイズは縦4.0㎝×横3.0㎝とされているものがほとんどです。

写真を撮る際は「履歴書用」を選択して撮影すればよいです。

写真のサイズが違うと「この人は書類をしっかり確認していない」「きちんと準備ができない人」という風にマイナスな印象を与えてしまうかもしれません。

撮影した時期

なるべく3か月以内に撮影した写真を使用するようにしましょう。

履歴書用の写真は面接時と大きく印象が変わる写真はNGです。

3か月以内にとったものでも、髪型が大きく変わっていて印象が大きく異なるものは使用しない方が無難です。

面倒ですがなるべく面接を受ける時期の直近に撮影したものを用意しましょう。

背景の色

背景の色は白・青・グレー等なるべく目立たない色としましょう。

また、無背景であることも必須となります。証明写真はあくまで顔を確認するためのものとなるので、背景は目立たないものが望ましいです。

白・青・グレーの3色の中で服装や自身の肌の色に合っているカラーを選択するようにしましょう。

この3色の中であれば、どの業種の選考も奇抜と思われることはないと思われます。

アングル・姿勢

証明写真を撮る際は、案内の通りに姿勢を整えて正面から撮影するようにしましょう。

体が斜めになっていると、顔が歪んで見えたり、姿勢が悪いように見えていい印象を与えることができません。

きちんと椅子の高さや目線を合わせることが重要です。

体はピンと背筋を伸ばし、猫背にならないようにしましょう。この際あごは少し引いた方がよいです。

あごをひかずにとると傲慢な印象を与えがちな写真となります。

裏には名前を記載する

これは基本的なことですが、意外と忘れがちになってしまうところです。

採用担当者は多くの履歴書を見ているため、写真が履歴書からはがれた場合は誰の写真かわからなくなってしまいます。

このような事態をさけるため、裏面には名前を記載しておくようにしましょう。

表情

第一印象を左右する写真のため、表情はとても大切です。

誠実な印象かつ一緒に働きたいと思えるような表情をつくる必要があります。

具体的にはしっかりと目を開き、口角を少しあげて微笑むような表情が望ましいです。

大笑いやむっとした顔のように感情が大きく見えるような写真とならないように気をつけましょう。

服装・髪型・メイク

履歴書の証明写真を撮影する際はスーツを着用するようにしましょう。

業種や業界によっては私服可とされる企業もありますが、特に事前に指定されているわけではない場合は、スーツで写真を撮るのが基本となります。

新卒時のように、リクルートスーツでないといけないわけではありません。グレーやネイビーストライプのような少し個性がでるスーツも問題ありません。

シャツの色もあまりに目立ちすぎるものでなければ特に気にすることはありません。

ただし、襟がまがっていないか、清潔感のある格好となっているかは重要なのでよく確認するようにしましょう。

また、髪型も顔にかからないように整えた髪型とする必要があります。

男性と女性では服装や髪型における注意点が変わってくるので、それぞれ詳しく解説します。

男性の服装について

写真撮影の際は、ネクタイをした方がきっちりした印象となります。

また、ネクタイの色についてですが、あまり派手なものや個性的すぎるものは避けた方がよいです。あくまで面接に読んでもらうための写真のため、真面目な印象をもってもらえるようなものを選びましょう。

男性の髪型について

髪型は清潔感があって、顔がしっかりと見える髪型にしましょう。目が隠れるような髪型は避けましょう。髪の色は、黒が望ましいです。

おしゃれに見せるものでなく、社会人としてふさわしいと見えるかを意識して写真撮影に臨むようにしましょう。

男性のメイクについて

男性で普段からメイクをしている人は少ないかもしれません。

肌に合わなかったり、興味がなかったりしてやりたくない方は無理にメイクする必要はもちろんありません。

ただ、肌にコンプレックスがある方や少しきれいな肌に見せたいという気持ちがある方は写真撮影の時だけでも、軽くファンデーションを塗ってみるのもいいかもしれません。

少しファンデーションを塗るだけで肌ツヤがよくなり、印象が大きく変わるかもしれません。もし、メイクをした場合は、化粧落としも忘れず行ってくださいね。

女性の服装について

スーツの中に着用するインナーは、白や水色等淡い色のブラウスやカットソーがおすすめです。白い襟付きシャツもいいのですが、新卒の就活生のように見えてしまうかもしれません。

あまりにも胸元が開いているものや、下着が透けそうなもの、ラメやラインストーンがギラギラしたもの等、ビジネスにふさわしくなさそうな服装は避けるようにしなければなりません。

女性の髪型について

前髪が目にかからないようにしましょう。サイドに前髪を流したりしてさわやかな印象となるようにするのがおすすめです。

顔周りの髪の毛も耳にかけたり、まとめて後ろで結んだりしましょう。

履歴書の写真はかわいさをアピールするものではありません。快活で誠実な印象を与える髪型にすることが重要です。

髪色も、特別な事情がない限りは黒が望ましいです。

女性のメイクについて

ナチュラルメイクが好ましく、派手なものや、個性が強調されるメイクはしない方がよいです。

転職である、新卒ではないので、個性を出したくなるかもしれませんが、写真や面接の際はあくまで身だしなみを整えるメイクを行いましょう。

また、カラーコンタクトやつけまつげはつけないようにしましょう。

最近はYouTubeでも「面接用メイク」の動画があるので、参考にしながらメイクするとよいかもしれません。

まとめ

転職時の履歴書に添付する証明写真について、大切なポイントや注意点を解説しました。

選考に進めるかを左右する重要は判断材料となるのが履歴書の証明写真です。

面倒かもしれませんが、今回解説したポイントをしっかりおさえて、準備して撮影を行いましょう。
バッチリの写真を準備できたら、次は履歴書の基本的な書き方を確認しておきましょう。
すぐ書ける!転職用履歴書の書き方!』をご参照ください。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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