MENU

転職セミナーってなに?どんなことを学べるの?

転職 セミナー
この記事で解決できるお悩み

・転職を決意したんだけど、何から始めたらいいかわからない。
・そもそも転職セミナーって?

現在の仕事に不満を感じ、本格的に転職を考え始めた方、こういったお悩みはありませんか?
今回は、転職セミナーとはどういったイベントなのか、どんなことを学べるのかについて紹介していきます。
転職フェアについて詳しく知りたい方は、『イベントって参加するべき?転職フェアについて詳しく解説』にて解説しておりますので、こちらもチェックしてみてください。

目次

転職セミナーの種類と内容

転職セミナーの種類と内容

転職セミナーとは、転職活動に関連する情報やノウハウを学ぶためのセミナーのことです。
内容は、履歴書の書き方、面接のテクニック、キャリアアップのアドバイスなどが含まれます。
目的は、効率的な転職活動を行うための準備やスキルアップをすることです。

また、一口に転職セミナーと言っても、内容や目的によってさまざまな種類のものが開催されています。転職を考えているけれどまだ在職中、といった状況であれば、限られた時間の中で転職活動をしなくてはいけません。自分に合ったセミナーに参加することで、今後の転職活動に役立てましょう。

転職セミナーでは何を学べる?

転職セミナーでは、次のような内容を学ぶことができます。

  • 履歴書の作成方法:
    履歴書は転職活動の中で最も重要な文書の1つです。履歴書の作成方法やポイントなどを学べます。
  • 面接のテクニック:
    面接は転職活動で最も重要なステップの1つです。面接に関するテクニックやヒントなどを学べます。
  • キャリアアップのアドバイス:
    キャリアアップに関するアドバイスやポイントなども学べます。
  • ネットワーキング:
    他の転職希望者やキャリアアドバイザーとのネットワーキングの機会もあります。
  • 業界や企業情報:
    業界や企業に関する最新情報なども学べます。

転職セミナーは、効率的な転職活動を行うために必要なスキルや情報を学ぶことができる有用な機会です。転職セミナーではどういったことを学べるのか、セミナーの内容を紹介します。

転職セミナーの種類

転職セミナーには、たくさんの参加者相手に行われる大規模なものから、一対一で行われる個人的なものまでさまざまな種類があります。ここでは、大きく分けて3種類紹介します。

①転職フェアと同時開催されるセミナー

人材紹介を行う会社や転職エージェントと呼ばれる企業が主催する転職フェアで、同時開催されているセミナーです。転職フェアでは、求人を募集している企業が一堂に会し、個別ブースで説明会や相談会を行っています。「職種別転職フェア」や「業種別転職フェア」などテーマがあり、直接気になっている企業へアプローチをすることが可能です。セミナー内容は、中途採用向けの履歴書の作成方法や面接対策のほか、フェア内容に合った企業の人材像についてなどが多いようです。集団受講が中心です。

無料で参加できるものがほとんどで、事前予約が必要なものと当日先着順で参加可能なものがあります。フェアに参加したときに、気軽に参加できることが特徴です。

このセミナーでは、フェアに沿ったセミナーを受講することができます。たとえば以下のような内容です。

女性向け転職セミナー・・・ライフステージを経ても長く働くための転職先の選び方 など
営業向け転職セミナー・・・今後どのようなスキルが求められているのか など
このように、具体的な就業イメージに役立つセミナーを受けることができます。

デメリットとしては、転職フェアは大都市での開催が多いため、地方部では開催が少なく参加がしづらいことがあげられます。

②個別のセミナー

フェアと同時開催ではなく、セミナー単体で開催されるイベントです。

①と同様に人材紹介会社や転職エージェントが開催する場合や、自治体が開催することもあります。集団と個人の2種類があります。

頻繁に開催されているので、興味を持ったセミナーを見つけたら、自分の予定に合わせて参加しましょう。

オンラインでの参加もできますので、ネット環境があれば住んでいる場所や服装を気にせず参加できるのもメリットでしょう。

残念ながらフェアに参加できず受講できなかったセミナーも、もしかしたらオンラインで受講できるかもしれません。

個人セミナーでは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなどの専門家に、個別で自身の転職活動について相談することができます。職務経歴書や面接対策など、具体的に相談したい内容がある場合におすすめです。無料のものと有料のものがありますので、一度調べてみるとよいでしょう。

③ハローワーク主催のセミナー

職業紹介などを行うハローワーク主催の転職者向けセミナーです。

厚生労働省の機関ということもあり、地域に根付いているので安心感があります。

セミナーを受けるためには「求職登録」が必要になります。「まだ在職中なのに登録できる?」と不安になるかもしれませんが、在職中も登録可能です。現在の職場に伝わることもありませんので、ハローワークの転職セミナーに参加するときは早めに登録しておきましょう。

内容は、「自己PR」「自己分析」「面接練習」などのマナー講座のほか、「職種研究」「労働法」などのセミナーがあります。料金は無料です。集団での座学のほか、オンラインでの参加が可能な場合もありますので、一度調べてみることをおすすめします。

既に退職後の場合、セミナーに参加することで、求職活動1回分の実績が認定されます。失業保険をもらうために必要な実績になりますので、興味のあるセミナーがあれば参加してみましょう。

転職セミナーに参加するメリット

転職セミナーに参加するメリット

せっかく転職するのであれば、誰しも自分に合った転職先を見つけ、楽しく長く働きたいと思うことでしょう。そのためにせっかくの時間を使って労力をさくのですから、どう進めたらいいか、どんな企業がいいのか、たくさんの疑問点が出てくることと思います。

セミナーに参加することで転職先として気になっている業界や職種を詳しく知ることができますし、自己分析をしっかり行い自分に合った会社を見つけられるかもしれません。

さらに、参加者は転職活動を行っている人に限られますので、周囲の雰囲気から転職のモチベーションが上がる場合もあるのではないでしょうか。

また、子育て中の方で、「子どもがいて、なかなかセミナーには参加できない・・・」という方もいると思います。オンラインであれば気軽に参加できますし、マザーズハローワークのセミナーでは、託児サービスが利用できる場合があります。参加したいセミナーがある場合は、諦めずに調べてみるのがいいでしょう。

転職セミナー参加時の注意点

転職セミナー参加時の注意点

服装について

「服装自由」と書かれていても、基本的には「スーツ」「ビジネスカジュアル」で参加をおすすめします。転職フェアと同時開催の場合、もしかしたら目当ての企業の採用担当者が来場しているかもしれません。「社会人としてのマナー」を守るためにも、あまり奇抜な服装での参加は避けましょう。

しかし、クリエイティブ系やアパレルに特化したセミナーの場合は、あえてファッションセンスを見るために「私服で参加してください」と指定されることがあるようです。このときは、希望就職先のイメージと合った私服を選んで着ていきましょう。

持ち物について

せっかく有益な情報を入手しても、記憶力には限界があります。

気になった情報をメモしておきセミナー後に見返せるよう、必ず「筆記用具」「メモ帳」の2点を用意してセミナーに臨みましょう。

また、こちらの質問に答えてくれる場合もありますので、セミナーの内容に応じて、事前に疑問点や入手したい情報をまとめておくといいでしょう。

既に応募したい企業が決まっている場合は、経歴書を添削してくれる場合があります。準備してから参加するといいでしょう。

まとめ

転職セミナーへ参加をお悩みの方に向けて、転職セミナーの内容と種類を紹介しました。転職セミナーは、自分に合った転職先を見つけるための相談ができたり、客観的な意見を第三者に聞けるチャンスです。転職活動でお悩みがある方は、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

  • URLをコピーしました!

著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

目次