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未経験でエンジニアになるのはやばいって聞くけどほんと?

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あなたは、転職をしようと考えたことはありますか?
ジョブチェンジが当たり前になった昨今、そのように考えるのはおかしくありません。

そのときに重要なのが、どんな職種に就くかです。
自分がどんな仕事に向いていて、どんな仕事に向いていないのか。
将来どんな人物になりたくて、どんな夢を描いているのか。
人それぞれ違うビジョンがあるので、明確に決めてから行動しないといけません。

今回はエンジニアとして転職をしたいと考えている人へテーマを決めて記載していきます。
今の仕事が全然異なるような仕事でも、経験なしで入社することができるかどうかも書いていくので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

未経験でエンジニアになるのはやばいって聞くけどほんと?

目次

未経験でのエンジニアへの転職は「やばい」かどうか

まずは、「未経験で転職すること」は「やばい」かどうかということを話していきましょう。
あなたは新入社員として入った会社がなかなか合わずに、別の会社へ踏み出そうとしています。


その際、同業界、同業種を選択すれば、前職の経験を活かして経験者としての採用で即戦力として躍動できるのかもしれません。
深夜まで働く、取引先から要求されることが多い、こちらから提案をし続けないと給与がもらえない、歩合制である、などの理由で仕事が合わなかった場合、職種を変えましょう。

人間関係だけが原因で会社をやめるのであれば別ですが、仕事内容そのものが自分には向いていないと考えるのであれば、未経験でも別の業種にチャレンジしたほうが賢明です。
多少、給料は下がりますが、自分に合っていない仕事内容を一生続けていくのは非常にストレスですし、健康にも良くありません。

よって、未経験の転職をおすすめします。
しかし、タイトルにもある「やばい」かどうかですが、「やばい」のではなく、「大変」ではあります。

未経験のエンジニアへの転職が「やばい」ではなく「大変」とは

では、未経験のエンジニア転職が「やばい」ではなく「大変」とは、どういったことでしょうか?
詳しく書いていきます。

1,覚えることが多い

まずは、業務で覚えることが多いという点です。
初心者として、IT業界へ転職してきたばかりの人間は、基本的なIT用語すらまともに理解できないはずです。

そんななかで、プログラミング言語を使用したり、設計や開発をしていく技術者の仕事は計り知れないほどハードです。
しかし、それほどハードな仕事ですが、よく考えてみたら当然のことです。

あなたが今まで働いていた企業でも、はじめに仕事を吸収していくときは苦しくて「もう自分にはだめかもしれない」と思ったでしょう。
その苦しみを、自身の努力や一生懸命勉強したがんばりでクリアしてきたのです。
あなたが考えているよりも、あなたがしたことは素晴らしいし、難しいことだと思います。
その体験を、もう一度繰り返すだけです。
一度できたのですから、同じように勉強してわからないことをわかるまで繰り返せばいいのです。
そう考えると、「大変」という言葉の重みがちょっとだけ軽く感じませんか?

技術者として働いていくのは、はじめはなかなか厳しいですが、「やばい」かどうかというと、決してそうではありません。
これまであなたが築いてきた、自分を成長させるステップを順調に踏んでいけば、きっと乗り越えられるはずなのです。

ぜひ、一生懸命勉強してエンジニアの知識をインプットしていきましょう。

2,コミュニケーション機会が少ない

続いては、職場でのやりとりについての問題です。
あなたが、今までの会社でよくメンバーとコミュニケーションをとっていたのであれば、エンジニアの職場では多少違った雰囲気になるでしょう。

基本的に、技術者の仕事はコンピューターとにらめっこして、ソースコードを書いたり、修正したりしてシステム開発をしていくことです。
その過程で、雑談することも大事なのですが、時間(工数)がとられてしまいます。
よって、忙しいプログラマーほどどんどんコミュニケーション機会が減っていくのです。
そして、新人として入ったあなたも前の職場のコミュニケーションを想像していると、まったく会話がないということに驚くかもしれません。
しかし、会話が少ないのが当然の仕事なので、気にする必要はありません。
あなたが嫌われているわけでもないし、構ってもらえていないわけでもないのです。
ただ、彼ら彼女らは取引先の納期通りに制作物を納品するために、必死でコンピューターと向き合って作業をしているだけなのです。
そのことを理解して、悲観的に考えすぎないように注意して仕事に取り組みましょう。

また、もしあなたが「やっぱり多少会話がしたい」「雑談して仲良くなりたい」と思うのであれば、自分から話しかけるという行動をすることも大事になってくるでしょう。
エンジニアの方たちは、仕事で忙しいので、その合間を縫って話しかけるという作業は大変かもしれませんが、逆にあなたに対して好感を持ってくれる人もいるはずです。
なぜなら、エンジニアという職業柄自分たちから積極的に声をかけるということが好きではない人のほうが多いからです。
その環境を逆手にとって、あなたが今までで蓄えた能力を活かして前向きに声掛けをしていけば、きっと仲良くなって、新しい発見があるはずです。
ぜひ、自分が今の会話が少ないという状況を変えるという気持ちで話しかけるという行為を進んで行いましょう。

3,残業時間が多い

続いては、残業時間が多いという問題についてです。
昨今は、働き方改革で改善されつつありますが、まだまだ残業時間が多いというエンジニアの方はたくさんいます。

まして、未経験の初心者として技術者の勉強をしていくのですから、当然業務が終わったあとに自分の時間で勉強をしていくことが求められます。
そうなると、「残業が多い」+「自主学習」=「睡眠時間の確保ができない」という問題が生まれてしまいます。

よって、残業をせずに定時で帰ってからYoutubeや書籍などで自己学習をするのがベストです。
ここは本当に入社した会社、もっと言えば配属された職場、その上司次第なので運要素に左右されざるを得ないというものになってしまいます。
自分から勉強をするのは、とても良いことですし、スキルアップには欠かせない要素です。
しかし、それが原因で睡眠不足になり、免疫力が落ちて、風邪をひいてしまったり、また単純に頭が回らなくなって、業務や勉強が脳みそに入ってこなくなったりしたら、本末転倒です。
だからこそ、残業や自主学習の時間を調整するという非常に高度なテクニックが求められるのです。
はじめのうちは、がむしゃらにがんばって倒れてしまう方も多いですが、あなたにはそのように犠牲になってほしくないので、改めて健康第一ということを覚えておいてください。

未経験のエンジニアはやばくないし、将来性がある

ここまで読んでいただいて、エンジニアへ未経験で初心者として転職しても、やばくないことが理解できたと思います。
むしろ、将来性がある職種なので、今後のキャリアアップも期待できます。
年収も1,000万円近く稼いでいる猛者も存在しますし、フリーランス契約でさらに自由に働いている人たちもたくさんいます。
そう考えると、未経験で技術者としてジョブチェンジするのは、とても有意義であることがわかると思います。

もし、今の会社で満足しておらず、「別の会社で働いてみたい」「自分の可能性を狭めずに、新しいことに挑戦したい」という気持ちがあるならば、迷わずにジョブチェンジしてエンジニアとしてチャレンジをしていくことをおすすめします。

人気の業種なので、ライバルは多いですが、その分仲間が多いと考えたらよいでしょう。
困ったときは相談したり、わからないことを質問し合ったり、自分ひとりでは解決できない問題をだれかに頼るというのも必要な社会人スキルです。

あなたがエンジニアとして成功することを期待して、今回の記事のおかげだと言ってくれる未来を想像しています。

まとめ

いかがでしたか?

今の自分に足りないスキルを補っていくことは、はじめはストレスに感じ、「大変」だと嘆くこともあるでしょう。
しかし、それは「大変」なだけであって、決して「やばい」という危機的な状況なわけではありません。
むしろピンチはチャンスだというように考えて、「自分は今未経験で入った企業で、新しい知識を身に付けて急成長しているんだ」と思いましょう。
そのほうが、精神衛生上も良いし、なにより「急成長していること」は事実でもあります。


エンジニアとして仕事をしていくうえで、コミュニケーションが少ないことや残業が多いことといった問題もあるでしょう。
しかし、これらも未経験で技術者として働くうえで必要な犠牲であるともいえます。
これらの関門をくぐり抜けていった者だけが掴みとれる、幸せや成功が将来的にある、だからこそ今の苦しみを乗り越えられるのだと思います。

そんな挑戦をしているあなたのことを心から尊敬しますし、誇りにも思います。
なぜなら、世の中には自分の努力不足を棚に上げて、何も行動せずに、現状の不満ばかりをつらつらと愚痴っているだけで何も改善しようとしない人たちが大半だからです。
自分で動き出して努力しないと何も改善されません。
しかし、あなたはもう動き出しています。
もうそれだけで今までの自分ではないような、新しい自分に生まれ変わったような感覚でしょう。
その一歩が一番大変で苦しいのです。一歩を踏み出したら、あとは次のステップを進めるだけです。
あなたの将来の成功を期待しています。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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