こんにちは。
人生において、仕事をしている時間は約33%です。これは労働時間が8時間だった場合の話です。
あなたの今の職場はどうでしょうか。
働きやすいか働きにくいかいろいろな意見があると思います。
これからの時代は働きやすさを第一にするべきです。
そのための職種として「エンジニア」があります。
未経験でエンジニアにキャリアを変えるのはどうかというテーマで今回は記事を書いていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
エンジニアへ未経験で転職するのはありかなしか
エンジニアに未経験で転職できる?
そもそも、経験が少ない人のほうが吸収しやすいものです。
初めてやったアルバイトは必死にお金を稼ごうと考えていたはずです。
同じように新卒で入った会社のほうが社会人という初の体験を存分に活かせるので、習得しやすいです。
さらに、年齢も22~24歳と若いので、脳がフル回転で情報をキャッチアップします。
必然的に覚える速度が速くなります。
では、中途入社でまったく初めての仕事を吸収するのはどうでしょうか。
これはとても大変な作業だと思います。
それは、20代前半の若い連中に交じって、0から同じ作業を覚えていくからです。
もちろん年長者だからと敬意を払ってくれる人もいるでしょう。
ただ、実際にやっている仕事内容としては同じなので、舐められる可能性も高いです。
そんな中でおすすめしたいのが、「技術者」への転職です。
エンジニアは未経験の採用が多く、30~40代でもあなたのように経験がないまま入社してくる人たちが多いからです。
実際に、開発などの仕事をマスターするのにどれくらいの時間を費やすのでしょう。
言ってしまえば人それぞれには違いないのですが、すぐに習得できる人もいるはずです。
中には手厚い待遇で、初心者研修という名の教育制度を確立している企業も多く、経験が乏しい人にとっては救いの存在となるでしょう。
だからわからないことばかりだと言って、あきらめている場合ではなく、きちんと自分の将来を見据えて、「技術者」への道を進んでいきましょう。
エンジニアってどんな仕事内容?
では、どのような仕事内容をこなしていくのかを説明していきます。
【システム的な何かを「設計」「構築」「開発」して、そのシステムを「運用」「保守」することがメインの業務】です。
この世の中では、過去のように人間がすべての作業を行うということが少なくなってきつつあります。
コンピューターのシステムで事足りるからです。
つまり、「人間が行えない、正確な作業を行うシステム」を作るのが技術者の仕事内容であり、社会に果たす役割といえます。
だからもちろん、自分が使っているスマートフォンだってコンピューターだってすべてシステムで作成されています。
そこには裏方として、技術者たちが0から設計して開発して運用して保守作業を繰り返したという努力があります。
我々としても、普段何気なくこうした文明の利器を使用するのではなく、作成した人たちの努力をかみしめながら使っていきたいものです。
先輩エンジニアに聞いてみた!実際どう?
先輩方の話も聞いてきたので紹介したいと思います。
ここではインタビュー形式で司会者がSさんへ質問し、回答する流れで進んでいきます。
司会者「それではSさん、よろしくお願いいたします。実際技術者として働いてみてどうですか?」
Sさん「そうですね、実際働きやすいかと言われたら正直まだわからないですね、なんせ1か月しか仕事していないので、笑」
司会者「1か月なんですね!それはほやほやですね!新卒のころの会社と比較して、職場の雰囲気はどうですか?」
Sさん「そうですね、人はいい人が多いと思います!もともと自分が自分から話しかけるタイプなんですが、こちらから質問したら、仕事が忙しい中でもちゃんと回答してくれます。本当に忙しいときはちょっと待ってって言われますが。。笑」
司会者「そうなんですね!優しい方たちでよかったですね!Sさんとしてこれからどんなステップアップをしていきたいという希望はあるんですか?」
Sさん「はい、ジョブチェンジで技術者になったのですが、非常に自分には向いている仕事だと思っているので、今後キャリアを伸ばしていきたいです。具体的には、そうですね、PMのように上司として部下を一人前に育て上げる人材になることが目標です。」
司会者「それは素晴らしいですね!尊敬できる上司のようになりたいという夢は素敵です。上司に聞かせたら泣いちゃうんじゃないですか?笑」
Sさん「上司に泣かれても1円も入らないので遠慮しておきます笑」
今回、お話をしていただいたSさんは経験なしで技術者に採用されて、絶賛研修中&OJTで業務を吸収中だそうです。
みなさん0からのスタートで、差がないので今後どうやって自分のキャリアを伸ばしていくかが肝心ですね。
エンジニアのここが良い!ここが悪い!
それでは仕事をしてみて、どんなポイントが良くて、逆にどんなポイントが悪いのかという意見も紹介します。
良い点:PCと会話ができればOK
まずは、コミュニケーションの点ですね。
システム開発などの仕事を担当する場合は、やはりコンピューターとどう向き合って問題を解決していくかが大事になってきます。
もちろん同僚や上司との会話もありますが、本当に端的で、7割はコンピューターとの会話です。
人と接するのが億劫という方や、一人で黙々と作業したいという方にとっては、最高の環境ではないでしょうか。
良い点:仕事が好き
続いては仕事が好きという意見です。
実際に自分が開発したアプリなどが、世に出回って人気になると大変うれしいです。
ヒット商品として旅立ってしまうことによる寂しさもあるのですが、やはり、自分が作ったものが世間に評価されるというのは、社会的な存在意義、付加価値を提供しているということなので、感慨深いはずです。
もちろん、開発をするのは簡単な話ではありません。日々勉強を繰り返して、プロジェクトの最中も死に物狂いで喰らいついて仕事をしなければならないです。
ただ、そういった努力の結晶として制作物が誕生する。これは何物にも代えがたい幸せです。
むしろ、苦しんでいる時間を成長の時間ととらえれば、その時間すら愛おしく感じるでしょう。
そんな仕事を大好きな人間として、経験を積んでいってほしいです。
悪い点:コミュニケーションが少ない
次に悪い点ですが、こちらは良い点の反対意見ということになります。
つまり、会話をする機会が少ないということです。
会話が少ないことがうれしい人(一人が好き、一人でいても寂しくない、大勢が苦手)にとっては最高の環境ですが、だれかと話していないと寂しいという人には退屈かもしれないです。
しかし、先ほどのSさんのように自分から積極的に周囲へ話しかけて巻き込んでいくことで、会話をする機会が少ないという問題点を解消している人もいます。
だから人それぞれ解決策があるということです。
悪い点:勉強が大変
続いては、勉強が大変という意見です。
こちらに関しては、まったく業務を知らない状態で仕事を覚えるのですから、大変なのは当然といえば当然です。
しかし、研修で業務を吸収したあとに、自主学習でさらに別の分野の勉強をするとなると、睡眠時間が短くなり、健康を害するということもなくはないので、難しいです。
自分のキャリアを伸ばしていくことを優先して、業務を早めに必死にマスターするか、
自分の健康を優先してキャリアを伸ばすのが遅くなっても睡眠時間を多くするか。
これに関しては人それぞれの将来のライフプランに合わせて対応することが必要になってきます。
具体的に、どのように勉強を乗り越えていけばいいかについては、人それぞれですが、
「動画学習でYoutubeなどを見てプログラミングに必要な実践的な知識を身に付ける」
「動画学習でもわからなかった点は書籍を購入して、わからなかった部分のみ深掘りして知識をインプットする」
などがあげられます。
しかし、やはり最も大事なのは、身近な仲間に質問をすることです。
人に聞くのが恥ずかしいと思う人もいるでしょう。
もちろん、その気持ちはわかりますが、ベテランエンジニアだって今まで通ってきた道です。
彼らも新人が質問してきたら、昔の自分のようだと可愛がって親身になって回答してくれるはずです。
このように、勉強の乗り越え方はさまざまですが、あなたに合った方法で「苦しい勉強」を「楽しい勉強」に置き換えて努力していきましょう。
まとめ
技術者として、これから道を進んでいくあなたへ。
決して楽な道ではないのかもしれないですが、確実に日本の将来を担っていくIT人材に成長できるはずです。
躓いてしまったときは、いつでもこの記事にかえってきて読み返してください。
あなたの助けになれることを心から望んでいます。
自分も転職してことがあります。
その経験は無駄ではありません。
自分のキャリアを伸ばしていくために、周りの反対を押し切って会社をやめたこともありました。
彼女と別れて、仕事もなくなってほとんど一文無し状態で暮らしていた時期もあります。
結局頼れるのは自分しかいないとやけになったこともあります。
どうして自分だけこんなひどいめにあわなくてはいけないのか意味がわかりませんでした。
どうして周りはあんなに幸せそうにしているのに、同じ年代の自分はこんなに絶望を味わっているのだろうという気持ちでした。
親や友達や同僚や上司に反対され、その意見に従ったところで、そのあとの人生を彼らや彼女らに任せることなどできるはずもありません。
どんなに自分の意見が間違っていると批判されても、一度しかない人生、自分の意見を押し通してもいいと思います。
自分が人生の分岐点で正解を選んだかどうかの証明には、会社をやめたあとに笑顔で日常生活を送ることが一番大切です。
ぜひ、あなたの人生だということを念頭に置いて、道を進んでいってほしいです。