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未経験でエンジニアになるって危険でしょ?

エンジニア 未経験 危険

あなたは、リスクをとるのが得意ですか?
人生を歩んでいると、どうしても危険を冒してでも挑戦しなければならないときが訪れます。
それは、受験勉強であったり、部活の大会であったり、プロポーズの瞬間であったり、さまざまです。
そして、仕事でも同様です。大事な商談のときのプレゼンテーションや自分の人生をかけた転職といったように、リスクを冒して行動することで、良い結果をもたらすことがたくさんあるのです。

今回は、ジョブチェンジをするにあたって、未経験でエンジニアとして転職するのは危険かどうかについて、語っていきます。
ぜひ、あなたの人生を後押しするような、役に立つ記事になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

未経験でエンジニアになるって危険でしょ?

目次

そもそも未経験でエンジニアとして転職するのは可能なのか

初めてお金を稼ぐ喜びは、何物にも代えがたいと思います。
アルバイトで自分で稼ぐために、非常に努力したと思います。

同じように、新入社員として入った会社のほうが、社会人という人生で初めての体験を存分に活かせるので、会得しやすいです。
さらに、年齢も20代前半と若いので、脳がフル回転で知識をキャッチアップします。
必然的に、知識や体験をインプットしていくスピードも速くなるのでしょう。

では、中途入社でまったく初めての仕事を吸収するのはどうでしょうか。
これは、非常に大変なことだと思います。
それは、20代前半の若い連中に交じって、0から同じ作業を覚えていくからです。
もちろん年齢は上だとしても、先輩だと敬意を払ってくれる人はなかなかいないでしょう。
なぜなら、先輩ではなく、同期として入社しているからです。
実際にやっている仕事内容としては、同じ内容なので、舐められる可能性も高いです。

そんな中でおすすめしたいのが、「エンジニア」への転職です。
エンジニアは、経験なしでの初心者としての採用数が多く、あなたのように経験がないまま入社してくる人たちが多いからです。
実際に、開発や設計、運用、保守などの仕事を完璧に習得することに、どれくらいの時間を費やすのでしょう。
言ってしまえば人それぞれには違いないのですが、すぐに習得できる人もいるはずです。

中には手厚い福利厚生で、初心者研修という名の教育制度を確立している企業も多く、経験が乏しい人にとっては救いの存在となるでしょう。

だからわからないことばかりだと言って、あきらめている場合ではなく、きちんと自分の将来を見据えて、「技術者」への道を進んでいきましょう。
そして、経験者が脅威を抱くような、とんでもない未経験採用の人材だと思われるように、日々勉強していきましょう。

エンジニアになるべき人 エンジニア向きの人はこんな人

どういう人がエンジニアになるべきなのか、向いているのか、気になりませんか?エンジニアに向き不向きがあるのでしょうか。

まずは、技術者としての勉強をできるかどうかが大切です。
どの仕事でも同じですが、未経験で入社した場合は、とことんその業界に染まる必要があります。


また、最も重要なのは、「世間一般で抱かれている印象とは関係なく、自分のスキルや経験を活かして、新しいスタイルの技術者としてやっていける自信がある人」です。

もちろん最初から自信はないのかもしれないですが、前職での経験は確実の自分の血となり肉となりで、エネルギーになっているはずです。

たとえば、前の仕事が営業職の人です。
営業とは、もはや正反対の職種のイメージでしょう。
しかし、だからこそ、自分にしかできないオリジナルなコミュニケーションをとることができるというメリットもあります。
技術者のメンバーはたしかに、人と接するのが得意ではない人もいるかと思います。
そんななかで、自分が率先して会話を仕掛けていけば、相手はきっと喜んでくれるはずです。
よって、一見向いていなそうな人物だとしても、自身の持ち味を存分に活かして活躍できるのです。

結局、向いていないなんてひとはいないのです。
技術者として、あなたが今後仕事をしていけば心配いりません。

エンジニアになってよかったと思うこと メリットについて

1,新規開拓営業・テレアポ・訪問営業など体育会系の業務や付き合いがない

まずは、前の会社でゴリゴリの営業をやっていた方からの意見です。
「新規開拓営業」「テレアポ」「訪問営業」といった、断られることが大前提の「数を打てば当たる」戦略の営業がないことがよかったという点です。
これは、エンジニアとして転職したのですから、当然のことなのですが、それに付随して体育会系の人間が職場に少ないというメリットもあります。
つまり、何がメリットかというと、体育会系の特有の、理不尽な上下関係や無意味な指導などがないことこそが、メリットなのです。


どんな会社でも、ある程度の上下関係はあるでしょう。敬語を使うだとか、上司の意見を尊重するといったことは日本中どこでもあると思われます。
しかし、失敗した部下を威嚇して怒鳴り散らしたり、部下の手柄を上司が横取りしたりといった、理不尽な行為は体育会系の営業会社では、行われがちです。

前職で、厳しい営業ノルマを課せられていたような方からすると、エンジニアとして働くのは天国に近いのかもしれません。
ただし、営業をしないだけで、お客様の納期に合わせて制作物を納品するという指名が、技術者としての仕事です。
お客様の期待を超えるような働きで、今後自分のポジションを確立していきましょう。

2,エンジニアとして身に付けた知識は、次の転職でも役に立つ

続いてのメリットは、今の職場で技術者として働いて得た経験や知識、スキルは、もし次にジョブチェンジをするとしても役に立つというポイントです。

昨今の日本では、新卒採用で大量に若者を引き受けて、一括で研修、教育し、何年後かに何割だけが残って、そのメンバーで採用・教育コストを回収するといったモデルとなっております。
一括で教育しているので、学校と同じシステムで、何かに秀でた人材を育成するには、多少物足りないカリキュラムであることは否めません。

となると、だれもが一般的に身に付けられそうな知識を、同期全員で覚えたからといって、周りの人間と差別化することができるでしょうか。いや、できません。
こうして大量採用・一括研修は、凡庸な若者の社会人を増やしていくだけのシステムになってしまっています。

では、あなたが他者と自分を差別化して、売り出していきたいと考えたとき、どうすればよいのでしょう。

それは、独自で自主的に勉強していくことです。
周りから言われたわけでもなく、自分が自分の将来キャリアのために勉強を好きなだけするのです。
当然、周りからは変な目で見られたり、必然的に友達と遊ぶ時間がなくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、今後の将来、活躍して成功していくためには、多少の犠牲は必要です。
自分自身がなりたい自分になるのは、そう簡単ではありません。

そこで、話を戻して、未経験で入社した会社で自主勉強して、エンジニアとして一人前になったら、もうあなたはベテランの技術者として、転職市場で付加価値を発揮できます。

もちろん、転職する気がなく、今の会社で満足しているのであれば、その必要がありません。

しかし、今の職場の待遇に悩んでいたり、もっとよい待遇の会社からヘッドハンティングをされた場合、選択権はあなた自身が持っているということを忘れないでください。
現在の不景気の買い手市場において、従業員側である求職者側が、どこの企業に入るか決められるなんて、最高の権力だと思います。

そうなったら、不確定要素の多い、現代社会を自分が死ぬまで生き残っていけるでしょう。

リモートワークなど自由な働き方ができる

続いてのメリットは、働き方が自由だというポイントです。
最近では、主流になってきたリモートワーク(在宅勤務)も、エンジニアとして働く職場だと、ほとんどの企業が対応しているという現状です。

これは、IT業界全般に当てはまる項目かもしれません。
前職で、出社が当たり前だった人にとって、リモートワークができるのは非常に魅力的です。

もちろんエンジニアでも出社している人もいます。
しかし、週3出社や週1出社のように、毎日出社している人は少ない印象です。

あなたがもし、リモートワークをしている人を見て、うらやましいと思うのであれば、ぜひ技術者としてリモートワークを始めてもよいかもしれません。

私自身も、IT業界へ転職してから初めてリモートワークを体験しました。
実際にやってみると、メリットとして一番大きいのは通勤時間がなくなるということです。
通勤時間が大好きという方は、なかなかいないでしょう
今まで片道1時間、往復2時間の通勤をしていたとなると、リモートワークで通勤時間が無くなった場合、自分の時間が2時間も増えるのです。
これは1週間(5営業日)で10時間、1か月で40時間、1年間で480時間もの時間が増えることになります。
非常にありがたいと思いませんか?
自分の時間を持つことができたら、ゆっくり休養でお風呂に浸かったり、早めに就寝したりするのもありですが、さらなる高みを目指して、自主学習をして、ライバルたちに差をつけるのも良いと思います。
これからの時代は、一つの会社に縛られることなく、会社が倒産やリストラ対象になるなどといった最悪の場合、一人で稼いでいくことが求められるのです。
そんな激しい変化の今、自分にできる最大限のことに日々取り組み、後悔のないように生きていきましょう。

ぜひ、あなたにもリモートワークの素晴らしさを知ってほしいので、エンジニアへの転職をおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

たしかに、未経験でエンジニアとして働くことはリスクが高いと思われても仕方ないです。
ベテランの技術者に追いつくために、たくさんの勉強をする必要があるからです。

しかし、それ以上にメリットも多く存在します。
営業のようにゴリゴリ新規開拓をしていくというノルマもなければ、付き合いでの飲み会も少ないでしょう。
結局どの職種でも一長一短で、良い面もあれば悪い面もあるということです。

あなたがエンジニアとして働く覚悟をもつのであれば、エンジニアの良い面を見つけて前を向いて働いていきましょう。

そうすることで、きっとスキルアップや将来の飛躍的な活躍へつながるはずです。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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