あなたは、経験なしの状態でネットワークエンジニアへジョブチェンジしたいと思いますか?
もし、未経験で入った企業で働いてみてどんな感想を抱いている人がいるか知りたい、という人がいたらこの記事を参考にしていただければと思います。
自分もこれから、ネットワークの技術者として働いていきたいと思っていたら、将来の自分の姿として意識してみてもいいかもしれません。
ぜひ、先輩方の意見を聞いて、自分がこれからどんな感じで働いていくのか、想像を膨らませることができればよいと思います。
ネットワークエンジニアに未経験で転職してみた結果
そもそもネットワークエンジニアの仕事内容とは?
まず、エンジニアの中でもネットワークに関する領域を担当しているのが、ネットワークエンジニアです。
ネットワークに関することというのは、Wi-Fiやルーターやそういったコンピューターの周辺機器の装置を担当するのが業務内容です。
「設計」だけでなく、「開発」や「構築」も担当します。
ネットワークの技術者としてのメリットは、プログラミング言語をあまり使用しないため、難しい知識を必要としないといことです。
よって、経験がない方でも業務を担当しやすいのではないかと思います。
未経験でネットワークエンジニアへ転職することは可能か?
未経験で技術者として働いている方は、最近多くなっています。
その中でもネットワークエンジニアは、前の項目でも述べたように、プログラミング言語を使用しないので、あなたがまだ知識がないとしても取っ付きやすい分野ではあります。
また、ネットワークに関することが仕事の領域なので、普段我々が使用しているWi-Fiやルーターのことについて詳しければ、苦手意識もなく業務を吸収できて素晴らしいと思います。
ほかの技術者と同様に人気な職種なので、倍率は高いですが、プログラマーなどと比べると初心者でも学びやすい分野なので、決して転職先としては難しくないという印象です。
未経験でネットワークエンジニアへ転職した先輩へ聞いてみた
それでは実際に、先輩へインタビュー形式で話を聞いていきましょう。
ここでは司会者とRさんの会話を見ていきます。
司会者「それではこれからRさんへ質問していきます。よろしくお願いいたします。実際にネットワークエンジニアになってみた感想はいかがですか?」
Rさん「はい、実際めちゃくちゃ働きやすいです。自分は入社して1年なのですが、周りの先輩もとてもやさしく、わからないことがあったら聞くことができていい関係です。リモートワークなのですが、2か月の研修期間のときも出社したのは一度だけです。」
司会者「そうなんですね!出社は一度だけ!フルリモート勤務はうらやましいです。仕事内容はどうですか?」
Rさん「そうですね、フルリモート勤務がよかったので!仕事内容としては、ネットワークの周辺機器の運用と保守業務です。要するに、何か問題があれば対応するというイメージです。たとえば、周辺機器がフリーズして動かないという要求がクライアントから来たら、実際の機器を点検してどこに異常があるかを判断します。そして、問題に応じて再起動をしたり、機器が古かったら新しいものに交換したりするという業務内容ですね。だから普段はそこまで忙しくはないです。
でも、実際にベテランエンジニアはもっと幅広い仕事を担当しています。設計だけでなく、構築や開発も担当しています。だから、クライアントとの打ち合わせの時間が長くて、実際に手を動かしてプログラミングをする時間は少なくなっているイメージです。その分、部下のエンジニアに仕事が回ってくるのですが。」
司会者「最高の職場じゃないですか!私もそこで働いてみたいです。これから経験なしで入社してくる後輩たちへのメッセージなどあればお願いいたします。」
Rさん「メッセージですか。。そうですね、やっぱり自分の将来のキャリアプランをよく考えて入社したほうがいいということですかね。現在の自分の描いているキャリアプランとエンジニアの仕事が一致しているのか、そして今後も変わらないモチベーションで仕事に取り組んでいけるかどうかですね!短期離職も最近多いので。」
司会者「ありがとうございます。たしかに自分の目標と仕事が合っていて、長く勤められるほうがい絶対に良いですからね。とても勉強になりました。」
先輩の話を聞いてみて、やはり、自分の人生に合う仕事かどうかは重要なのかもしれません。
今後のキャリアプランをよく考えて行動しましょう。
ネットワークエンジニアに転職してよかったこと
続いては、転職してみてよかったという意見を紹介いたします。
ネットワークエンジニアでしか得られない経験を積める
まずは、一番の王道ですね。
その分野でしか得ることができない経験を積めるのが、大きなメリットです。
キャリアというものは、積み重ねていけばいくほどスキルアップしていくし、結果として待遇も良くなります。
だからこそ、転職してキャリアを変えるのは勇気がいります。
しかし、新しいステップを踏み出したら、その場所で大きな目標を達成するために、着実に実績を積み重ねていくことが大事です。
そこでは、ネットワークエンジニアになったからこそ得られる経験もあるし、出会えなかった人たちもいると思います。
そういったひとつひとつの出会いが、自分の人生を形作っていきますから、純粋な自分の上に仕事を上書きしていって一人前として成長できるイメージです。
ぜひ、自信をもって、「やってよかった」と言えるような仕事をしていきましょう。
業務で学んだ知識を日常生活で活かせる
続いては、業務外の時間に関することです。
それは、業務で学んだネットワークに関する知識(Wi-Fiやルーター)を日常生活でも活かせるということです。
現代のわれわれは、ネットワークなしで生きていくことは難しいです。
スマートフォンからタブレット、コンピューターなど電子機器が数多くあり、どれも低価格で高品質な情報や価値を提供してくれるので、非常に便利です。
だからこそ、Wi-Fiやルーターなどに詳しい人材は、重宝されることが多くなります。
たとえば、Wi-Fiが壊れてしまったときに、どういう風に修理すればいいのだろうと疑問を持つ人は多いでしょう。
しかし、ネットワークに普段から触れる仕事をしていると、いつも通りに修理をすれば大丈夫です。
このように、業務が日常生活で役に立つという経験はやりがいにつながります。
もっと仕事をがんばって自分の視野を広げたいと思うはずです。
そんな技術者として、今後も勉強を重ねていけたら素晴らしいと思います。
リモートワークができる
これは、IT業界全般に当てはまる項目かもしれません。
前職で、出社が当たり前だった人にとって、リモートワークができるのは非常に魅力的です。
もちろんエンジニアでも出社している人もいます。
しかし、週3出社や週1出社のように、毎日出社している人は少ない印象です。
あなたがもし、リモートワークをしている人を見て、うらやましいと思うのであれば、ぜひ技術者としてリモートワークを始めてもよいかもしれません。
私自身も、IT業界へ転職してから初めてリモートワークを体験しました。
実際にやってみると、メリットとして一番大きいのは通勤時間がなくなるということです。
今まで片道1時間、往復2時間の通勤をしていたとなると、リモートワークで通勤時間が無くなった場合、自分の時間が2時間も増えるのです。
これは1週間(5営業日)で10時間、1か月で40時間、1年間で480時間もの時間が増えることになります。
非常にありがたいと思いませんか?
ぜひ、あなたにもリモートワークの素晴らしさを知ってほしいので、エンジニアへの転職をおすすめします。
エンジニアへの転職したときの注意点
最後に、エンジニアへ転職した場合の注意点について書いていきます。
すぐに結果を出そうと焦らない
まずは、結果を出そうとして焦らないことです。
未経験で入ったから、早く実績がほしい気持ちはわかります。
しかし、未熟なままでは成果は出ないです。
自分のスキルアップの時間を十分に取ったあとで、先輩からGOサインが出たら成果を出せるような取り組みをしていきましょう。
間違っても、慌てて自分の判断だけで行動して、空回りになってしまったということがないように注意しましょう。
1人でがんばろうとしないで、仲間を作る
初心者として採用されたあなたが一人でどうにかできる仕事は少ないでしょう。
そんなときに助けになるのが、仲間の存在です。
同期が一番良いですが、先輩でも大丈夫です。
困ったときに気軽に相談できる、自分のことを打ち明けられる、何気ない世間話ができる、そういう存在がいるだけで一気に働きやすい環境になります。
そして、働きやすい環境だと仕事のパフォーマンスも向上するので、一石二鳥です。
ぜひ、身近にいるあの人に自分から話しかけて、仲間を作っていきましょう。
まとめ
今回は、未経験でネットワークエンジニアとして入社した結果、という記事でした。
あなたには、ぜひジョブチェンジをおすすめします。
良い点と悪い点がありますが、絶対に無駄な経験にはならないです。
あなたの人生がより良い方向へ進むことを願っています。