MENU

転職エージェントとの面談で何を話す?事前に準備しておくことや気を付けること

転職エージェント 面談
この記事で解決できるお悩み

・転職エージェントと面談で何を話せば良いか
・準備をしていくものは何か?

転職エージェントは、あなたの転職のサポートをする会社です。
専任の担当者がつき、あなたの希望や相談にのってくれます。そして、あなたに合った会社を紹介してくれます。
そのためにも面談であなたのことを転職エージェントに伝えることは大事なことです。

目次

転職エージェントとの面談の準備

転職エージェントとの面談

転職エージェントにあなた自身のことをうまく伝えられないと、希望に沿った転職は難しいでしょう。
あなたがどういう人で、どういう仕事を希望しているのかがわからなければ、あなたの希望に合った会社を紹介できないからです。自分のことを転職エージェントにきちんと伝えられるよう、準備をしましょう。

履歴書・職務経歴書の準備

履歴書と職務経歴書を準備します。履歴書はバイトの応募や就職活動の時に書いたことがあるでしょうが、初めて転職する方は職務経歴書は書いたことがないこともあるでしょう。
職務経歴書はこれまでの仕事の経験を、具体的に記載するものです。現在の会社のどんな部署で、どんな仕事をし、どんなスキルを持っているか、などを書きましょう。資格を持っている場合はそれらも書きます。

書けるほどのスキルがない場合は、営業であれば営業成績がどれくらいだったかや、ほかに仕事で頑張ったこと、仕事をする上で気を付けていることなど、仕事に対する思いを書いておきましょう。また、転職エージェントには、素直に「特筆するスキルがない」ことを伝え、会社に対し、どういったアピールをしたらよいか相談しましょう。

履歴書、職務経歴書は面談前に送っておく場合もあります。
その方が転職エージェントとしては事前に情報があるので、面談の時間が短くなります。状況によっては、参考になるような候補の会社を紹介してくれるかもしれません。なのでなおさら自己アピールできる履歴書や職務経歴書が必要になります。職務経歴書の書き方に関しては、『転職で成功する職務経歴書 書類選考に通過するためのポイント!』でも詳しく解説しておりますので、こちらもチェックしてみてください。

また、現在勤めている会社の資本金や年商等の基本情報も頭にいれておきましょう。

転職理由を明確にしておく

なぜ転職したいのか、その理由を明確にしておきましょう。人間関係がうまくいかないからなのか、収入が少ないからなのか。家庭の問題という場合もありますね。またリストラという場合もあり、言いづらいでしょうが、そこは包み隠さず話すのが大事です。

そして転職したあと、どうしたいのかということもきちんと伝えられるよう、よく考えてみてください。マイナス面ばかりを伝えるのではなく、前向きな転職理由があると転職エージェントとしても候補になる会社にあなたのことを紹介しやすくなります。

転職にあたっての希望や条件などを明確にしておく

まず、転職にあたって希望や条件がある場合はしっかりと伝えましょう。

希望業界
希望業種
希望職種
希望年収
希望勤務地

などです。新しい職場に求める希望や条件などを明確にしておかないと、転職エージェントも会社を紹介しづらいです。無駄に時間をとられないためにも、あらかじめ優先順位を決めておいてください。

面談にかかる時間を把握しておく

面談にかかる時間は、短い場合は30分。長い場合は2時間ということもあるようです。お互いに次の用事もあるでしょうから、事前に準備をしておき、確実に伝えたいことを伝えられるようにしておきましょう。また無駄に長く時間を取らせないようにしましょう。

コロナ禍でオンライン面談を取り入れているところもあります。その場合も時間が決まっていますので、きちんと伝えられるようにしておくことが大事です。

面談時の身だしなみ、持ち物

転職エージェントは実際の採用者ではないとはいえ、第一印象は大事です。
面談時は常識的な身だしなみが必要です。転職エージェントはあなたをあなたが希望する会社に紹介する訳ですから、いい印象をもって、紹介してもらいたいですよね。

面談時の服装

面談時の服装は必ずしもスーツである必要はありません。会社帰りの面談の場合は、業種によっては作業服だったり、ラフな服装だったりしますので、そんなに問題になるようなことではありません。しかし、ジーンズやTシャツなど、カジュアルすぎる服装は避けましょう。清潔感があって、きちんとしている服装であれば問題ありません。

オンラインの場合もあまり散らかった部屋などが映るのはよくありません。背景などは気を付けましょう。また、服装も面談と同じく清潔感のあるきちんとしたものを着ましょう。

面談時の持ち物

履歴書と職務経歴書は当日持っていく場合は必ず忘れないようにしましょう。転職エージェントに渡す分と、自分の控えと持っていったほうが話しやすいです。それから、メモと筆記用具は必ず持っていってください。そしてアドバイスなどは必ずメモしておきましょう。

面談はほとんど1回では終わりません。何度か面談して、条件に合った会社を紹介してくれますので、面談時に要望されたことは次回の面談時までにきちんと用意しておきましょう。

転職エージェントとの面談で話したほうがよいこと

転職エージェントとの面談で話したほうがよいこと

さきほども少し触れましたが、転職エージェントには、正直に、本音を伝えたほうが、より合った転職先をさがしてくれます。最低でも下記に挙げるようなことはしっかりと話をしましょう。

希望転職時期

転職時期の希望を伝えてください。「いい会社があればすぐにでも」という場合もその旨を伝えましょう。「ちょっと相談してみたかった」という場合もその旨を伝えましょう。情報を仕入れるためだけのために転職エージェントに相談しても大丈夫です。

希望年収

現在の年収がいくらで、転職したらどれくらいの年収を希望するのか、伝えましょう。前年度の源泉徴収票などを持っていくと話がわかりやすくなります。あなたのキャリアやスキルによって、必ずしも希望年収の会社を紹介してくれるとは限りませんが、できるだけ要望に近い会社を探してくれるはずです。

なぜ転職したいのか

なぜ転職したいのか、本音で話をしましょう。

  • 人間関係がうまく行っていない
  • 年収が低い
  • 違う業界にチャレンジしたい
  • キャリアアップをはかりたい

などいろいろあります。それらを自分の言葉で転職エージェントに伝えましょう。

転職エージェントは話しぶりや、言葉の選び方なども見ています。きちんと本音で正直に話しましょう。その様子であなたに合う会社をイメージできることもあります。

転職後何をしたいのか

転職後何をしたいのか、はっきりとした目標を持ちましょう。ただ「年収を上げたい」「残業時間の少ない会社がいい」というだけでは、紹介もしづらいです。転職して、何をしたいのかを考えましょう。

たとえば「スキルをつけてキャリアアップをはかりたい」「仕事と家庭のバランスをきちんと保ちたい」などです。

転職エージェントとの面談で気を付けたほうがよいこと

転職エージェントとの面談で気を付けたほうがよいこと

転職エージェントとの面談で気を付けたほうがよいことがいくつかあります。もちろん不測の事態もありますから、思い通りにはいかないかもしれませんが、出来る限り気を付けましょう。

時間は守る

面談の時間は守りましょう。万が一遅れそうな場合は、必ず連絡を早めにいれることです。何分遅れるのか、何時からなら始められるかを必ず伝えましょう。これはオンライン面談でも同じことです。

また、キャンセルせざるを得ない場合もすぐに連絡を入れましょう。キャンセルの場合はせめて前日までに連絡を入れたいところです。また改めて日時を決めることになりますが、急なキャンセルは心象を悪くします。転職エージェントに悪い印象を持たれたくありませんよね。

嘘はつかない

嘘をついてはいけません。リストラで会社を辞める場合など、言いたくない場合もあると思いますが、正直に伝えてください。また学歴詐称、経歴詐称などももちろんいけません。自分をよく見せようとして嘘をついても、結局は自分に合った会社を見つけることはできません。正直に話をしてください。

転職活動の状況は伝える

すでにほかの転職エージェント会社に登録していたり、求人サイトなどで仕事を探している場合はその旨を面談時に伝えてください。既に応募している会社がある場合は会社名なども伝え、進捗状況もそのつど伝えてください。

不平・不満ばかりを伝えない

現在の会社の不平・不満ばかりを言われても、転職エージェントとしては何もできません。不平・不満はもちろんあるでしょうが、あなたは転職をすることで前向きになれるよう、転職エージェントに相談しているはずです。自分の希望や条件に合った新しい仕事をみつけましょう。

まとめ

転職エージェントはあなたの転職のサポートをするのが仕事ですので、いい転職先を見つけられるように、面談時にはできる限り準備していきましょう。

  • 転職理由
  • 転職後何をしたいか
  • 希望・条件

をはっきりさせて転職エージェントとの面談にのぞみましょう。きっといい会社を転職エージェントと見つけられます。

  • URLをコピーしました!

著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

目次