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看護師が転職を考えたら!転職時の心構えと、転職に役立つ「マイナビ看護師」のご紹介

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この記事で解決できるお悩み

・看護師の転職のおすすめサイトは?
・マイナビ看護師とは?

看護師は転職が容易というイメージを持たれがちですが、現職の激務の中での転職活動が困難であるというのは他の職種と変わりません。今回は転職を考える看護師が持つべき心構えとおすすめの転職サイト、「マイナビ看護師」について紹介します。

目次

看護師の転職の実態

看護師の転職の実態

転職する看護師は多いのか?

厚生労働省が平成22年8月から平成23年1月にかけて行った「看護職員就業状況等実態調査結果」によると、看護職に就業している人で退職経験が1回もない人の割合は45%です。ということは、残りの55%は退職経験が1回以上あるということになります。

初めて就職した職場を退職し、他の職場で再就職する、いわゆる転職をする看護師は他の職種に比べてかなり多いと言えるでしょう。割合は小さくなっていきますが、3回4回5回と退職を経験している看護師もいるようです。

看護師でも転職回数を繰り返すのはNG?

転職する人が多い、転職回数が多い人もいるという看護師職ですが、先程の「看護職員就業状況等実態調査結果」によると、退職回数は1回または2回という方が全体の約4割を占めています。つまりほとんどの看護師が転職したとしても1回または2回ということです。

どんな職種でも転職を繰り返す人、特に短い期間で転職を繰り返す人は家庭の事情等が考慮されることはあっても、やはり雇用する側からすればあまりよい印象にはなりません。職場環境への適応性に欠ける、忍耐力が足りない等というイメージが強いからです。

特に命に係わる職種である看護師はシフト制で仕事を回している職場が多いこともあり、職場に協調性や責任感が少ない人がいるとそれだけで業務に支障が出てしまい兼ねません。転職回数が多い人、または短い期間での転職者に慎重になるのは当然でしょう。

看護師が転職を成功させるため必要なこと

上記のような理由から、転職が比較的容易と言われる看護師も“今の職場が嫌だから”といった漠然とした気持ちで転職を考えるべきではありません。転職するたびに自分の勤務条件が不利になっていくことを忘れないで下さい。

転職を考える理由は割り当てられた職務内容への不満であったり、職場の人間関係であったりと様々です。がんばって転職しても元の職場の方がよかった、また転職先を失敗したとならないために、転職する目的や自分が看護師として働き続けるための条件を明確にして転職活動に臨みましょう。

失敗のない転職先を選ぶためには、自分の希望にかなった転職先に多く出会える手段を選ぶことも大事になってきます。公的な機関から紹介してもらう、自分で求人を探す、コネなどを利用する等手段は様々ですが、失敗やロスが少ない転職活動のために、どんな手段が最適なのか、熟慮が必要です。

看護師が転職先を探す手段とは

看護師が再就職先を探す場合、日本看護協会が行っているナースバンクやハローワークで紹介してもらうか自分で医療機関のホームページや求人広告等の中から探すという方が多いようです。

しかし日々の激務の中でこまめに転職先を探すのは難しい、紹介された転職先が本当に自分の希望条件に該当しているのか分からない、ネット上で転職先の情報を調べるには限界があるという看護師も少なくないのではないでしょうか。

そんな看護師の転職に強い味方となりそうなのが民間の看護師転職サイトです。パソコンやスマホで簡単に登録でき、様々な医療機関の求人をすきま時間に手軽に探せること、求人情報だけでなく看護師の有利な転職に関する情報が提供されていることなどから、転職サイトを利用する看護師は年々増えているようです。

利用者が増えるにつれ、看護師転職サイトの数も増えてきています。運営する会社によってサイトの特長は様々です。
今回は看護師転職サイトとしては非常に認知度が高く、信頼性の高い「マイナビ看護師」というサイトについて紹介します。

転職サイト「マイナビ看護師」の紹介

転職サイト「マイナビ看護師」の紹介

転職についてインターネットで検索すれば目にすることが多い株式会社マイナビ。転職業界大手であるマイナビが運営する「マイナビ看護師」は名前に「看護師」とつくとおり、看護師職に特化した転職サイトです。「マイナビ転職」の特長をみていきましょう。

「マイナビ看護師」の特長① 求人件数が多く職種も豊富

「マイナビ看護師」の求人件数は5,000件以上で、この数字は看護師転職サイトの中でも最多クラスではないでしょうか。求人件数が多いということは、求人する側の医療機関の信頼度も高いということです。一般に転職サイトは求職者の登録は無料ですが、求人する医療機関の登録には費用がかかります。

サイトに掲載された求人件数が多いということは、募集をかける医療機関が費用がかかってでも良い人材を求めることができるサイト、つまりは費用対効果の高いサイトであると認めているということです。もちろん求人件数が多いということは転職先を探している人にとっては自分の条件にあった転職先の選択肢が増え、意にかなった転職につながります。

「マイナビ看護師」の特長➁ 病院勤務以外の転職先も紹介

病院のシフト制がライフスタイルに合わない、特にコロナ禍以降、病院勤務者の業務量が激増したなどといった理由から、病院以外での転職先を探している看護師も多くなってきています。「マイナビ看護師」は他の転職サイトと比べ、特に企業や保育機関からの求人件数が多いのが特長の一つです。

また「マイナビ看護師」では「夜間勤務が免除される」や「短期間のみ勤務したい」など、独自のライフスタイルや家庭事情に沿うような求人も探すことも可能です。病院勤務のいろいろなしばりに悩んで転職を考える看護師にとっては転職の可能性を広げることになるでしょう。

「マイナビ看護師」の特長③ 「マイナビ看護師」限定求人

「マイナビ看護師」は登録した人だけに公開される求人案件も多く見受けられます。この求人案件は表に出ないので、
それだけ採用率も高まります。公開対象が限定される理由は、好条件で求人して応募者が殺到した場合、募集する医療機関にはそれが大きな業務負担となり兼ねないからです。

信頼性の高い転職サイトに登録し、真剣に転職を考えている人のみを募集したい医療機関が行う「非公開求人」は、少しでも良い条件での転職を希望している人には見逃せないものでしょう。

「マイナビ看護師」の特長④ 転職へのサポートが充実

「マイナビ看護師」に登録すると看護職業界の転職のプロが転職のサポートをしてくれます。電話やメールで求人の紹介はもちろん、転職先の施設見学会や転職説明会の案内、面接日程や勤務条件の調整等、様々なサポートを受けることが可能です。

首都圏や大都市にのみでしかサポートを受けられない転職サイトが多い中、「マイナビ看護師」は全国に20か所以上の相談会場を設けています。地方在住でもキャリアアドバイザーと対面で相談することが可能ですし、コロナ禍以降はオンラインでの相談体制も充実しているので地方在住で転職を考えている看護師には利用価値が高いサイトです。

「マイナビ看護師」の特長⑤ 転職の基本的知識を教示

「マイナビ看護師」に登録すると看護師の転職に役立つ情報が網羅された情報誌が進呈されます。この冊子には履歴書の書き方や面接時のマナー、面接の質問想定集から始まって、転職のために退職する時の退職願の書き方やスムーズに退職するためのコツなど、特に初めて転職する看護師にとってはお役立ちツールになるのではないでしょうか。

まとめ

看護師が転職時に考えておくべきことや、転職に役立つサイトの一つである「マイナビ看護師」について紹介してきましたが、転職を考える状況やタイミング、転職する時に譲れないものは人によって様々で、それによって転職先を選ぶ手段も異なってきます。

例えば今回紹介した「マイナビ看護師」はサイト登録から転職までの時間の短さをウリの一つとしているため、登録すると担当アドバイザーから頻繁に連絡が入り、様々な転職に関するアドバイスをしてくれます。

短期間での転職を希望している場合は非常に助かることですが、自分のペースで転職したい看護師や転職する意思がまだ確定していない場合は煩わしさを感じてしまうかもしれませんし、転職希望先によっては転職サイトに登録するよりもナースバンクやハローワークを通した方がスムーズな場合もあります。

看護師は責任が重く、激務であることが多い職種です。人間関係にも気を使わなければならないことが多く、少しでも満足度の高い「働く場所」を求めて転職を希望することは当然のことでしょう。転職して良かった、転職してもっと充実したライフスタイルを手に入れることができたと思えるような転職活動を行って下さい。

また、『転職を考えているあなたに!おすすめする業界5選』では、看護師以外のおすすめ転職先業界も紹介しております。興味のある方は、こちらもご参照ください。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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