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年収が上がりすぎる?転職で年収アップを叶えるためのポイント

転職 年収 上がりすぎ
この記事で解決できるお悩み

・転職によって年収が上がりすぎる人はいるのか?
・転職によって年収が上がる人の特徴
・年収アップを叶えるために転職で気を付けたいこと

転職の目的は人によって異なります。
たとえ年収アップが目的ではなかったとしても、できれば前職よりも年収が上がってほしいと考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、転職後に年収が上がる人は3割程度で、実際には年収が下がってしまう人や変わらない人のほうが多いのが現状です。

一方で、インターネットやSNSで「転職後に年収が上がりすぎた」という体験談を見かけることがあります。
そのような経験をした人は、どのように転職活動をしたのでしょうか。

そこで今回は、転職で年収がアップする人の特徴と転職によって年収アップを叶えるためのポイントをご紹介します。

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目次

転職によって年収が上がりすぎる人はいるのか?

転職によって年収が上がりすぎる人

転職によって年収が大きく上がることは一般的にありますが、あまりにも高すぎる年収アップは珍しいと言えます。実際には、転職先によっては年収が下がることもあります。ここでは転職によって年収が上がりすぎる人がいるのかについて考察します。

転職によって年収が上がる要因はいくつかあります。まずは、キャリアアップによってスキルや経験が向上し、能力に応じた高い給与を得ることができるからです。また、新しい企業では給与が高いかもしれません。新しい環境やチャレンジを求める人もいますので、新しい企業に挑戦することで年収がアップすることもあります。

転職をして年収が上がった人は、どれくらいいるのでしょうか。
厚生労働省の「令和3年雇用動向調査結果」を見てみると、転職後にどれくらいの人が賃金アップしているのかがわかります。

・前職よりも賃金が増加した:34.2%
・前職よりも賃金が1割以上増加した:25.3%
・前職よりも賃金が低下した:36.6%
・前職と賃金が変わらない:28.2%

この結果から、転職によって賃金が上がった人は3割程度であることがわかります。

しかし、転職先によっては年収が下がることもあります。例えば、新しい企業が規模が小さい、給与体系が整っていない、または場所や交通の便が悪い場合などです。また、新しい環境に適応することや新しいチャレンジに挑戦することによってストレスや負担が増すこともあります。

転職後の年収アップは、多くの人が望むことです。しかし、転職したからと言って、必ずしも年収が上がるとは限りません。

その一方で、「転職で年収が大幅に上がった」という経験をした人もいます。「年収が上がる人」、「年収が下がる人、変わらない人」には、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
転職に対する考え方や転職活動への取り組み方などを、比較してみましょう。

転職によって年収が上がる人の特徴とは

転職によって年収が上がる人の特徴

転職によって年収が上がる人の特徴は以下の4つです。

・平均年収が高い業種を選んだ
・前職よりも規模が大きい企業に転職した
・需要のあるスキルを複数持っている
・転職エージェントを活用した

平均年収が高いと言われている業種は、金融、メーカー、総合商社、IT・通信関連などです。
一方で、これらの業種に未経験で挑戦しても、年収アップするまでに時間がかかります。
前職の経験が生かせる業種を選んだほうが、無理なく働けるでしょう。
また、規模の大きい会社の方が年収が高いケースが多いです。
理由としては、業界シェアが高かったり、利益率が高いためです。

さらに、転職に成功している人は、複数のスキルを身につけていることが多いです。たとえば、英語とエンジニアの資格、簿記・経理実務となどです。もちろんエンジニア資格のみでもアピールできます。複数のスキルを組み合わせることで、ほかにはない強みとしてアピールできるでしょう。

これらは転職によって年収が上がる人の特徴の一部であり、個人によって異なる場合があります。転職する際には、自分自身のスキルや能力を評価し、適切な転職先を選ぶことが大切です。

また、転職後に年収が上がっている人の多くは、転職エージェントを利用しているケースも多いです。
転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーが希望年収に合った求人を紹介してくれます。内定後の年収交渉もやりやすくなるためです。

転職によって年収が下がる人の特徴は?

転職によって年収が下がる人の特徴

逆に、転職によって年収が下がってしまう人の特徴は、以下の3つです。

・年収よりも働きやすさを重視した
・転職先の会社がより小さい会社になる
・未経験の職種につく

転職先の給与体系が前の企業と異なる場合や自分の能力やスキルに合った転職先を選ばない場合、年収が下がることがあります。これらは個人によって異なる場合があるため、転職する際には自分自身のスキルや能力を評価し、適切な転職先を選ぶことが大切です。

また、前職の労働条件や職場環境が悪くて転職した場合は年収よりも働きやすさを重視して転職先を探す方が多いでしょう。しかし、入社後に「年収についてよく考えるべきだった」と後悔する人も少なくありません。

未経験の仕事に就く場合も年収が下がるケースが多いです。未経験の場合はその職種に対しての専門性がないため、企業にとっても「ポテンシャル枠」、「挑戦枠」扱いでの採用となるケースです。『転職すると年収は下がるのか。年収が下がるパターンについて解説します。』では、年収が下がるパターンについて解説しておりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。

年収アップを叶えるために転職で気を付けたいこと

年収アップを叶えるために転職で気を付けたいこと

「少しでも年収を上げたい」という方に向けて、転職活動で気を付けるべきポイントをいくつか記載します。

早めに希望年収を伝える

面接で希望年収を聞かれた場合は早期に伝えておいた方が良いです。
最終面接近くで希望年収を伝えて大きなギャップがあった場合は埋めるのが難しいです。
細かい金額まで伝えなくとも、大枠のレンジで自分の希望と差異がないかは確認てお互いに共通認識を持っておきましょう。

また、年収交渉をする際、応募先企業の平均年収を極端に上回る金額を提示しないように注意しましょう。
業界全体や応募企業の平均年収を知っておくことも大切です。

転職の目的を年収アップのみにしない

年収にとらわれていると、転職活動が行き詰ってしまいます。
また、実際に働き出した際に違和感を感じることもあるかもしれません。
社風(会社のビジョン)、年収、働きやすさ、勤務時間など、総合的に判断して応募先を探すことで、入社後のミスマッチを防げるでしょう。

最低限の許容できる年収の範囲を決めておく

年収希望額を決める際、最低額も一緒に決めておきましょう。
年収額にこだわっていると、転職活動が長引くかもしれません。また、年収交渉のときに「最低額」を伝えることで、スムーズに採用が決まる可能性があります。
最低額を決めておくと、「希望額には届かないけれど、最低額を上回っているので条件クリア」など、転職活動をする上での基準となります。

年収と年齢の関係から考える転職のタイミング

年収と年齢の関係から考える転職のタイミング

厚生労働省の「令和3年上半期 雇用動向調査結果」を見てみると、転職によって「賃金が増加した」人の割合は、34歳までは40%以上ありますが、35歳以上になると40%を切っています。この結果から、若年層のほうが転職によって年収が上がりやすい傾向にあるのがわかります。

35歳以上で転職した人の賃金は、「減少」よりも「変わらない」のほうが多いため、年齢のせいで賃金がダウンしてしまうわけではありません。働きやすさや福利厚生などを重視している人は、年収が変わらなくても満足しているでしょう。

また、30代後半の人は、経験や能力を生かしたキャリアアップが可能です。
管理職に就いたり、インセンティブを得たりすることで、高収入が期待できます。自分の力を試したい人は、成果報酬タイプの会社を選ぶのも1つの選択肢です。
また、専門スキルを活かして年収を大幅に上げることができる可能性もあります。

管理職クラスや、ハイクラスに特化した転職エージェント(例えばJACリクルートメン等)のキャリアアドバイザーに一度話を聞いてみると良いかもしれません。
転職エージェントへの相談は無料でできます。

 → JACリクルートメントに話を聞きたい方はこちらから

転職で年収がる人をお手本にしよう

転職活動のコツを押さえることで「上がりすぎた」と言える程の年収アップは難しいかもしれませんが、「前職よりも少しでも年収を上げたい」という願いは叶いやすくなります。

転職準備の段階では、企業および同業種の平均年収をリサーチしたり、希望年収額と最低額を設定したりするのがおすすめです。年収だけに固執せず、働きやすさやそのほかの条件もしっかりと確認しておきましょう。

年収交渉をおこなうタイミングは、面接時または内定時です。事前にリサーチした情報をもとに、希望額と最低額の両方を伝えるようにしましょう。印象が悪くならないように交渉することが大切です。

まとめ

総括すると年収を上げるには業種・業界や会社規模の要素が大きいです。
また、年収交渉を行うには転職エージェントに依頼をすると比較的スムーズで成功しやすいです。

記事内でも取り上げましたが「年収交渉がうまくできないかも」と思っている人は転職エージェントを利用するのも1つの方法です。「企業に年収をあげて欲しいと直接お願いするのは難しい」という方には打って付けだと思います。また、中には転職エージェントしか持っていない求人(非公開求人)などもあるケースがありますので、話を聞いてみるだけでも損はないと思います。

参考までに下記におすすめの転職エージェントを書いておきますので参考にしてみてください。

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著者

転職エージェント会社の代表。金融機関で約10年勤務(日本、ヨーロッパ、アジア)の後に起業。得意なターゲット層は20代〜40代の証券、銀行、M&A仲介、マーケターが得意分野。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。宅建士。

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